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★友達

2008年10月17日 16:30

「つーばさっ」

 学校から戻ったとたん、機嫌の良さそうな声に出迎えられる。
 見慣れたいつもの『彼女』が、ぱたぱたと暗い廊下を駆けてくるのが目に入った。
 長い黒髪のこの女性は、組織にいる能力者たちの世話係のようなものだ。

「きいたわよー、学校で友達できたんですって?」

 私の背からランドセルを剥ぎ取りながら、楽しくてたまらないというような声で問いかけてくる。
 何の話か、と最初は思ったが、ゆうくんにきいたのよ、と付け足された言葉で理解した。

 …守屋から、ということは、…たぶんあれだ。緋野龍志、…とか言ったか、あの馬鹿は。
 クラスの違う守屋がいつそれを目撃したのは知らないが、私がまともに話した記憶のある相手はそれくらいだ。

「…友達じゃない」

 ため息混じりにそう言うと、彼女は不思議そうな顔をした。
 首を傾げる彼女を見上げつつ、私はもうひとつ小さくため息して、言葉を吐き出す。

「…あれは、ただの馬鹿だ」
 
 
+++

…という書き出しからSSを書こうと思っていたのですが、収拾がつかなくなったので没案にしました(ぁ)
でもせっかくなので冒頭部分だけ投下してみる。
まあ、これだけでもある意味SSと言えなくもない…、…かな?


「異能者である前にちゃんとした人間なのよ。だから、不必要に他人に壁を作らなくてもいいの」

…という感じの、ちょっとシリアスなのと、


「話しかけられて答えるって事は友達って認めてるような物じゃない。翼ったら素直じゃないわね」
「なっ、違…! 別に、私はっ」
「いいのよお姉さんには正直に打ち明けてもっ」

…というどう考えても翼がツンデレですありがとうございますみたいなのと、
2つくらい思い浮かんだんですが、…どちらにしてもオチがつかなかったので、やめました(笑)


まあ、そのうちまた気が向いたら何か書こう…。
昔の話は、ある程度まとめてみたいですし。


…てか、私は実習中にいったい何をしているんだ…(笑)


+++


補足:

ゆうくん=守屋
 同じ組織に所属させられていた子。要するに能力者仲間ですねー。同じ小学校に通っていて、学年は一緒だけどクラスは別。フルネームは守屋勇太くんだそうです。どうでもいいくらいモブキャラですけど(笑)

『彼女』
 翼が独白しているとおり、組織に所属する子供たちの世話係、精神的にはみんなのお姉さんみたいな感じです。当然ですが一般人。年齢は多分20代後半くらいかと。
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